ロマンティックじゃない?/Isn’t It Romantic

ラブコメが嫌いな主人公のラブコメ。
幼少期からラブコメに憧れてた主人公。
だけど、自分に自信を持てない主人公は大人になるにつれてラブコメへの憧れをなくしていく。それは自分には無縁の世界だからという言う自信のなさの現れで、自分の鎧みたいなもの。
主人公が事故にあって、目覚めたら、そこはキラッキラのラブコメの世界。汚い言葉もピーってかき消されちゃう。
主人公も最初は戸惑うし居心地が悪い。汚いニューヨークの街がお花いっぱいのロマンチックな街になっていてどこもかしこも恋人だらけ。自分のボロアパートも綺麗になっていて、普段は履かない(けど本当は大好きな)ハイヒールがずらり。ラブコメ定番のゲイの親友も。そこに、憧れの上司がきて、普段はお茶汲みにしか扱われないのに、今までのことは何事もなかったかのようにアプローチをされる。現実とは全てが真逆の世界。
だけど主人公は、ここはラブコメの世界だと気が付いて、ラブコメの筋書き通りに行動してストーリーが終われば元の世界に戻れると思い、憧れの上司と恋に落ちることにする。でもセックスしようとすると朝の振り出しに戻るっていう主人公に厳しめ。
上司と付き合い初めてもストーリーは終わらない。しかも、憧れてた上司は思ってたよりも全然いい人じゃない。そこで主人公は、ラブコメは、憧れの上司と恋に落ちる、と見せかけて、実は身近な男性や同僚をふいに好きになってしまって、結婚式に乗り込んで略奪する、のが定番だから、本命の相手が上司じゃないと気がついた主人公は、同僚へのアプローチを始める。でも同僚もラブコメの世界の同僚だから、なんと大人気モデルとの結婚式の寸前。
そこで、主人公は一度諦めてしまう。なぜなら式場に乗り込んだところで、自分が大人気モデルになんて勝てるわけがないから。ラブコメの中でも主人公は主人公だから、そこで塞ぎ込んでしまう。
そんなとき、ふと現れてアドバイスをくれるゲイの親友。「宇宙中どこを探しても、愛する必要があるのは自分だけ」
その言葉に勇気をもらい、結婚式に乗り込まなきゃと思う主人公、定番のスローモーションダッシュで式場に向かう
式場につくと、もう本当に式のいいところ。だってラブコメだから。
それで同僚への愛の告白をすると思いきや、愛の告白をしているうちに、自分の気持ちがどんどん解放されていく。最終的に告白は、同僚を略奪することではなくて、解放されたことによって、主人公が自分で自分を愛してあげられる、あげられたことに気がついて終わる。本当に解放された主人公は解放された勢いで車で事故を起こして、目覚めると、元のニューヨークの世界。ラブコメからの脱出に成功していた。
でも、目覚めた主人公は今までとは少し違う。だって自分を愛しているから。
最終的に、自分を愛すことで、今までの仕事の雑用を断れるようになれたり、自信を持って自分の設計をプレゼンできたり、そして、ラブコメでは略奪できなかった同僚ともしっかり結ばれる。

監督:トッド・ストラウス=シュルソン
出演:レベル・ウィルソン、リアム・ヘムズワース、アダム・ディヴァイン、プリヤンカー・チョープラ、ベティ・ギルピン、ブランドン・スコット・ジョーンズ、ジェニファー・ソーンダース
製作:トッド・ガーナー、ジーナ・マシューズ、グラント・シャーボ
製作総指揮:マーティ・P・ユーイング、レベル・ウィルソン
脚本:エリン・カルディロ、デイナ・フォックス、ケイティ・シルバーマン
原題 Isn’t It Romantic
製作年 2019年/製作国 アメリカ/時間 88分
【動画】